選ばれたら悪い気はしないもの
私が中学生くらいのころ、読者モデルに応募するのがはやっていました。
私はそんな勇気がないですし、友達もたぶんしてないと思います。もしかしたらこっそりしていたかもしれませんが。
大人になってから東京のとある街を歩いていたら某ファッション誌の人に声をかけられて、写真を撮ってもらって、それが記事になったという友達がいます。
その人の写真はその他大勢のなかのひとりというかたちで、けっこう小さかったのが不満そうでした。でもファッション誌の人に声をかけられたことは嬉しそうでした。
私もうらやましいと思いましたし、だから読者モデルに応募する子達の気持ちもわかります。私も自分の外見にちょっとでも自信があれば、たぶん事務所に応募書類を送っていました。
書いていて思い出したのですが、小学生のころの友達がスカウトされたことがありました。その子はスカウトされるのも当然というくらい可愛い子だったので、こういう子じゃないとダメだと、子ども心に思いました。つまり自分はそういう世界には縁がないと悟ったのです。
その友達がモデルの仕事をどれくらいしていたのかわかりませんが、仕事があるから遊べないとか言われたことはなかったです。
学校の部活もしていましたし、彼女からモデルの仕事への熱意があまり感じられませんでした。モデルの仕事をするために必要なのが外見だけじゃないのかもしれません。
とはいえやる気もないのにスカウトされたという経験もかっこいいという感じがしますけど・・。